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「英語を読む力」

2014年8月15日

「私と英語」というタイトルをいただきまして何を書こうかいろいろと考えましたが
(考えるほどネタはございませんが・・・)、英語力を伸ばす上で私が役立ったかなと
思うことについてご紹介したいと思います。

一言で英語力といっても様々なものがあると思います。読む力、書く力、聴く力、
話す力・・・その中でも今回は、「読む力」に焦点を当てたいと思います。

私が通っている英会話学校のネイティブの先生が「Reading is important.」と
仰っていましたように、読む力は英語力の基礎となる一番大切な能力です。
私はこれまで英文にある程度触れてきたつもりでいましたが、どうしても解決
できない悩みがありました。それは、「英文を読む速度がなかなか早くならない」と
いうこと。
この悩みを抱えている方はいらっしゃるのではないかと思います。英語の論文を
読む時やTOEICのリーディングパートを回答する時は特に感じるのではない
でしょうか。
これを克服するために、私は様々なリーディングの本を読んで試行錯誤しました。
その結果、最終的にたどり着いたのがこの方法でした。

【ノルウェイの森/村上春樹 ⇒ Norwegian Wood/Haruki Murakami】

つまり、日本語の小説を読んで内容を把握した後に、英語版を読むという方法。
非常に単純な方法ですが、私にとっては大いに効果的でした。
英文を読むのに時間がかかる理由は、一文一文丁寧に読み、分からない単語が
あったらそこで詰まってしまうため。
上記の方法を実践すると、英文内に分からない単語が存在しても既に内容を
知っていますので、その単語の意味を推測して読み進められます。また、英語では
こんな表現・言い回しをするのだなという気づきも得られる副産物付きです。
これを小説一冊分こなしてしまえば、いつの間にか推測読みの癖がつき、
読む速度もこれまで以上にスピードアップしています。
小説が読める上に英語の勉強もでき、一石二鳥です。気になる方は試されて
みてください。

最後に、英会話の先生に「英語力が向上しやすい生徒さんの特長」について
インタビューしてみました。

先生の答えは「モチベーションが高いこと」。
能力があっても、やる気がなければ結局英語力を伸ばすことが出来ないとのこと。

【 英語力 = 能力 × やる気 】

英語に限らず仕事にも通じることだなと妙に納得してしまいました。
私ももう一度気持ちを入れ直し、これまで以上に仕事に英語に頑張って
いこうと思います。

(文責: SCD2国内分科会事務局 岸)