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「子どもの名づけと英語」

2014年9月17日

「英語と私」ということで、これまでに、英語の勉強方法など非常に有益な話しが
続いており、非常にハードルが高い中で、USオープンの錦織圭選手の頑張りに触発
され勇気を持って書いてみました。

錦織圭選手のお父様は、子供の海外での活躍を期待し、海外の方に、「Kei」や
「K」と呼んでもらうことを期待し、「圭」という名前を付けたとの記事を読み
ました。

それで思い出したのですが、
昔々、私の上司で「トオル」さんという人がいました
トオルさんは、海外赴任の経験もあり、英語はバッチリの方です。
ある日、トオルさんの部下の一人が、子供ができた大喜びし、
名前を考えるために、字画を調べたりしていた所、トオルさんが私に
「くだらん!」と言い、話しはじめました。
「自分の海外赴任の間、苦労したのは、名前をどう英語表記すると、
外人が'トオル'を正しく発音させることが出来るかだ。
Toru ---トルと読まれる
Tooru,Tohru----テュールと読まれる
Touru---トウルと読まれるが、ウを強く言われ何か不自然に感じる

だから、自分が、子供の名前を考える時は、英語表記でも自然な感じに
なることだけを考えた。」
とのこと。
そして、トオルさんのお子様の名前は「ヒロシ(Hiroshi)」だそうで、
これだと、ヒロシもヒロもありだそうです。

当時、私は、この話し共感して、その後、参考にさせて頂きましたが、
私がCigreに関わらせて頂き、フランスの方の英語を聞いていて
Hの発音が出来ないことを何度も感じました。
例えば、「ハヤシ(Hayashi)」さんが、「アヤシ」さんと呼ばれます。

今、トオルさんの話しを聞いたら、私は「Hで始まる名前も正しく発音されない
ことがありますね。」と話せたのですが...。

以上、名前を考える時も、英語での読まれ方を考慮している人がいるとの
お話しでした。

(文責:富士通 澤田 克仁/ CIGRE SCD2 事務局)