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ポルトガル ポルト、コインブラ リスボン/リスボン パティスリー「ベレン(Casa Pasteis de Belem)」

2015年6月30日

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┃ ■  新ニュースレター No.23(長 様/SCD2国内分科会フェロー)
┃    (テーマ:一度はいくべき海外都市
┃         /おすすめレストラン)         
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皆さんこんにちは、シスコの長(ちょう)と申します。CIGRE SCD2国内委員会の
皆様にはいつも大変お世話になっております。昨年度に引き続き今年度もSCD2の
フェローを仰せつかっております。
以前のテーマ「私と英語」にて自己紹介をさせていただいた際に、「ローマ史が
大好きで旧ローマ帝国領だったヨーロッパ諸国を中心に世界中を一人旅すること
が趣味」と自己紹介させていただきました。数えてみると、早いもので現時点で
42か国を訪問したことになります。

よく受ける質問「今まで行った国でどこが一番よかったか?」について、私はい
つも決まって「ポルトガル」と即答します。その理由を今回のテーマとしてご紹
介したいと思います。

■一度は行くべき海外都市
私がポルトガルを推薦する理由として、第一にローマ時代から中世を経て現代ま
での歴史建築物や遺跡があり見どころ満載、ということがあげられます。さらに
は鉄道網含む交通網もほかのヨーロッパ諸国同様に発達しており比較的個人で旅
しやすいこと、物価は安く宿泊設備も良質なものが多く、治安がよいので一人で
歩いても問題なく、英語がスペイン以上に通じ、どこに行っても食べ物(特に
シーフード)が安くて美味しい、真夏は涼しく冬は温暖で過ごしやすい、大西洋
に面した地域では海沿いのリゾート気分も楽しめる、物価も安いという、非のう
ちどころのないのが私のポルトガルに対する思い出と印象です。絵画が好きな方
は教会や修道院などの壁に残る美しいアズレージョに目が釘付けとなることで
しょう。私は2012年の夏休みに10日ほどかけて以下の3都市を中心に周遊しました。

① ポルト(Porto)
ポルトガル第2の都市、ドウロ川下流南岸に立ち並ぶワイナリーではポルトワイ
ンの名酒がテイスティングできます。さらにドウロ川をさかのぼると、ワインの
産地めぐりも可能。双方のワイナリー数件ずつ巡りましたが、その中でもテイ
ラーは場所、眺め、ワインの味ともに別格でした。ポルトから次のコインブラま
では鉄道で移動しました。スーツケースに8本もポルトワイン積み込んで非常に
重かった思い出があります。

② コインブラ(Coimbra)
大学を中心とした街づくり、バスで1時間ほど行った場所にはコニンブラという
ローマ時代の史跡あり、大学の脇にはローマ時代の水道橋まで兼ね備えた歴史あ
る街です。街の中心部にあるサンタクルス修道院跡も見どころの1つでした。

③ リスボン(Lisboa)
ポルトガルの首都だけあって街の規模も大きく、かつ、ここでは紹介しきれない
ほど見どころも満載です。特にジェロニモ修道院とその近くにある「発見のモ
ニュメント」は必見です。そして次項でご紹介する「ベレン」のエッグタルトも
名物。せっかくリスボンへ行くならば、ちょっと足を延ばしてヨーロッパ最西端
「ロカ岬」にも足を延ばしてみては?

なお、日本からポルトガルまでは残念ながら直行便は飛んでいないので、ヨー
ロッパの主要都市を経由する必要があります。パリ、フランクフルト、アムステ
ルダムあたりを経由して是非一度はポルトガル訪問を企画いただければ幸いです。


■おすすめレストラン(国内外)
①レストランではないですが、リスボンのパティスリー「ベレン(Casa Pasteis
de Belem)」
ポルトガルといえば、ポートワインやカステラや金平糖を思い浮かべる方も多い
と思いますが、エッグタルトも忘れてはいけません!現在では中華料理のデザー
トなイメージがあるエッグタルトも、元祖はリスボンのジェロニモ修道院発レシ
ピ。その伝統を守るベレンのエッグタルトは絶品です。訪問の際はぜひお店で、
アツアツの出来立てを、どうぞ。

http://www.pasteisdebelem.pt/en.html


②リマのミラフローレス地区にあるシーフードレストラン「アルフレスコ
(Alfresco)」
2015年10月にSCD2リマ大会が予定されていますが、ゴールデンウィークに一足先
にペルーに行ってきました。リマの新市街ミラフローレス地区にある有名なシー
フードレストランのようです。私はホテルの人に紹介してもらってこのレストラ
ンを予約なしで突撃したのですが、後から確認したら日本語のガイドブック「地
球の歩き方」にも紹介されていました。お値段はそれなりですが、日本でいただ
くよりも破格値で新鮮なシーフード料理やパスタが味わえます。ペルーにいるこ
とを忘れてしまいそうな、ヨーロッパな香り漂う洗練された雰囲気のレストラン
でした。

http://alfresco.cl/



(文責:長 綾子 SCD2国内分科会フェロー/ CIGRE SCD2 事務局)