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おすすめ映画 「アポロ13」

2015年8月4日

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┃ ■  新ニュースレター No.25(澤田 様/富士通)
┃    (テーマ:おすすめ海外映画)         
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富士通の澤田でございます。
このニュースレターも4巡目になりましたが、これまでの投稿を拝見し、各委員
の方々の人となりを知ることが出来、毎回、熟読させて頂いています。
さて、今回は、新たに追加されたテーマの「おすすめの海外映画」で考えてみま
した。
このテーマで、最初に浮かんだのは、映画とは言えないのですが、海外アニメの
「トムとジェリー」です。子どもが小さかった時や家族で少し落ち込んだ時に、
「トムとジェリー」を見て大笑いすることが多かった様に思います。
しかし、CIGRE SC-D2国内委員会のニュースレターに相応しいものと考え、次に
浮かんだ映画は、「アポロ13号」でした。
この映画は、1995年に公開されましたが、映画館だけでなくテレビなどでも何度
か見ました。この映画は、ご存じの様に1970年4月に打ち上げられたものの2日後
に爆発が起こり、深刻な電力不足や水,酸素の不足そして二酸化炭素対策など
に、乗組員/バックアップ/サポートが一体となり対応し、1週間後に無事に帰還
したという実際にあった話です。
映画の最後にも紹介されますが、このミッションは、後に、「Successful
Failure(成功した失敗,栄光ある失敗)」と称えられたとのこと。
この映画で、最も印象に残ったのは、飛行主任のジーン・クラーツです。映画の
中で、着陸船を開発したグラマン社の人に対し、「I don’t care what anything
was designed to do.
I care about it can do. (何を想定したかは、どうでもいい。何が出来るか
だ。) と怒鳴るシーンが好きで、その後もジーン・クラーツについて興味を持つ
様になりました。
ジーン・クラーツは、「情報共有」、「安全設計」、「リーダーシップ」につい
ての発言が多く広まっていますが、ご存知の方も多いかも知れませんが、彼の提
言として、以下が有名です。
 ジーンクランツ氏の提言
・先を見越して動け
・自分の担当範囲には責任を持て
・綺麗になるまでやれ
・不確実なことは、その場で質問して把握せよ
・考えられることは、全て試し確認せよ
・連絡や記録は全て書き出せ
・ミスを隠すな
・システム全体を掌握せよ
・常に先を意識せよ
・仲間を尊重し信頼せよ

この様に、映画「アポロ13号」は、映画を見た以降も、このプロジェクトに関連
することを調べたりしたこともあり、とても印象に残っている映画です。
仕事の息抜きをしたい時は、「トムとジェリー」を見て、気合を入れたい時は、
「アポロ13号」を見ては、いかがでしょうか。



(文責:澤田 克仁 富士通/ CIGRE SCD2 事務局)

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