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おすすめ映画「Trading Places (邦題 大逆転)」

2015年11月11日

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┃ ■  新ニュースレター No.36(廣澤 様/中部電力)
┃    (テーマ:おすすめ海外映画)         
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中部電力の廣澤と申します。
今回が初投稿となりますが、私も「おすすめ海外映画」を紹介させていただきます。
紹介に先立ち、映画にまつわる自らの生い立ち(?)を回想してみました。中学
生の頃からの自称!映画好きが高じて、高校2年生の時に「富山映画サークル」
(既に30年以上前なので、今は?)に入会しました。その最初の上映会で出
会った作品は「山猫」(ルキノ・ビスコンティ監督)という映画です。当時、映
画に芸術という一端があることも考えたことのない若かりし自分には、何とも理
解できない映画でしたが、貴族社会を優美に描写していたことだけは覚えていま
す。ストーリーは「19世紀末の統一戦争に揺れるイタリアを舞台に、貴族階級の
盛衰と時代の推移を描いた」というものです。クライマックスとなる舞踏会で、
主人公はワルツを踊っている間だけ、“現実を忘れ”、“幻想に酔いしれ”、“ほん
のひとときだけ死を忘れることができた”瞬間を描いた映画…とは後で理解しまし
た。年齢を重ねた今なら、わかるのかなあ?

前ふりはさておき、本日紹介したい映画は1983年公開の「Trading
Places(邦題:大逆転)」で、主人公の一人をエディ・マーフィが演じていま
す。エディ・マーフィは、1982年の「48時間」で映画デビューし、本作は
その2作目にあたりますが、監督はジョン・ランディスです。そう、ジョン・ラ
ンディスと言えば、同年に一世風靡したマイケル・ジャクソンの「スリラー」を
監督したことでも有名ですね。当時は、テレビやラジオの至る所で、その映像
(=ゾンビダンス!)や音楽がはやったことを覚えていますが、歴史は繰り返す
のか?…最近はハロウィン行進(ダンスではないが…)がはやっていますね。日本
では、ゾンビメークではなく、ただの仮装行列ですが、皆がこぞって行列を楽し
むという機会は、貴重な空間・時間なのでしょうか。既に子供が大学生になり、
夫婦2人の我が家では、その機会も利用価値はありませんが…
さて、話がそれましたが、「Trading Places」のストーリーは、主人公(もう一
人はダン・エイクロイド)が働く会社の会長(兄弟2人)がたった!1ドルの賭
けで、主人公(エリート)と貧しい黒人青年(=エディ・マーフィ)の環境を入
れ替えるとどうなるかというもの。脚本の展開や歯切れ良くテンポ抜群の演出、
そして何より主演のダン・エイクロイド とエディ・マーフィの巧みな演技や掛
け合いが楽しい!当時の日本映画には無い軽妙さだったと思います。(因みに、
TVでは「俺たちは天使だ!」というドラマがあり、結構はまっていましたが、
これについては省略します)その軽妙さは、私の性格ではとても真似できません
が、同僚や部下との間でこんな掛け合いができればなあ…とよく考えます。
本映画は、たった!1ドルの賭けという笑えないジョークに対して、タイトル通
りの2回目のTrading Placesでハッピーエンドになるという、いわゆる痛快コメ
ディです。日頃、笑えないジョークとまでは言わないものの、理不尽に感じるこ
ともある中で、“痛快”と感じるコメディは、一種の清涼剤にもなりますよね。こ
の投稿を書いている最中に思い出して、また(ビデオで!)見てしまいました。
皆さんも、心の清涼剤に痛快コメディは如何ですか?

追伸ですが、その後のエディ・マーフィは誰しもご存知の「ビバリーヒルズ・
コップ」を始め、数々の映画等に出演しています。来年には「ビバリーヒルズ・
コップ」の新作が公開されるらしいので、今から楽しみにしている次第です。




                               以上

(文責: 廣澤 徹 中部電力/CIGRE SCD2 事務局)


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