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おすすめ映画「グラディエイター」

2015年12月8日

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┃ ■  新ニュースレター No.40(夜久 様/ダイヘン)
┃    (テーマ:おすすめ海外映画)         
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 ダイヘンの夜久です。

せっかく新しく「おすすめ海外映画」がテーマに追加されましたので、海外映画
で何かご紹介させていただこうと考えてみて、長らく映画館で映画を観ていない
ことに今更気づき、また久しぶりに映画館にも足を運びたくなりました。
 お気に入りの海外映画として思いついたのは、(古い映画ばかりですが)感動
した映画で言えば、「遠い夜明け」、「シンドラーのリスト」、「ライフ・イ
ズ・ビューティフル」、「勝利への脱出」・・・、面白かったのは「マスク」、
「ビバリーヒルズ・コップ」、「天使にラブ・ソングを」、「ワンス・アポン・
ア・タイム・イン・アメリカ」・・・色々思い出しましたが、私が一番好きな海
外映画は、かなり昔に観て10年ほど前にDVDを買って観直した、「愛と青春
の旅立ち」ですが、ちょうど中電シーティーアイの大橋さまが紹介されましたの
で、他にと考えた結果、今回は、「グラディエイター」(原題:Gladiator)を
ご紹介させていただきます。
 この映画は、2000年にアメリカで公開された、ローマ時代を舞台とした歴
史映画で、アカデミー賞作品賞、ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞
しているのでご覧になられた方も多いとは思います。なぜ、この映画を選んだか
というと、私は、いっときAmazonで映画のDVDをよく購入していたので
すが、その時にたまたま妻の友達のお奨めということであまり深く考えずに入手
し観てみるとすごく面白かった映画だからです。
本来、私は
 ・主役のラッセル・クロウのような見た目の俳優は好きではない
 ・古代ローマを舞台にした映画は好きではない(ゴッド・ファーザー等マフィ
ア物は好きですが)
なので、自分で選んでいればきっと観ることはなかったと思います。
 さて、ストーリーですが(一部ネットで調べて忘れた部分を補っています
が)、時の皇帝は実の息子のコモデゥスが皇帝の器でないと感じ、将軍マキシマ
ス(ラッセル・クロウ)に自分の跡を継がせようと考え、マキシマスにも伝えて
いたが、そのことを知った息子コモデゥスに殺されてしまう。
 病死とされていた皇帝が実は息子のコモデゥスに殺害されたことを知ったマキ
シマスは、危険を察知して故郷の家族のもとへ急ぐが、時すでに遅しで、妻と息
子はコモデゥスが送った兵に殺されていた。絶望と疲労からその場で意識を失っ
たマキシマスが目覚めると、奴隷として市場で売られており、剣闘士として使え
そうな奴隷を探していた男に売り飛ばされてしまった。生きる気力をなくしてい
たマキシマスは最初は標的ととして送り込まれたが、見事な戦いぶりで応戦し、
正体を隠しスパニャード(スペイン人)の剣闘士(グラディエイター)として生
きていくことになった。
 ローマでは皇帝に治まったコモデゥスが、コロッセウムで剣闘の大会を開くこ
とを決め、地方都市にいた剣闘団がローマに集結することになり、マキシマスの
剣闘団もローマへ行く。ローマでは様々な不利や困難な状況を乗り越え勝利を重
ね、マキシマス(スパニャード)はローマ民衆の人気を得ていきく。人気者と
なったマキシマスに興味を持った皇帝コモデゥウスが会見した際に、かつての将
軍マキシマスだということが分かったが、民衆の人気者を処刑することはでき
ず、様々な策略を講じてマキシマスを闘技場で殺そうとするがことごとく失敗に
終わり、益々マキシマスの人気が上がっていく。
 だが、ついにマキシマスはコモデゥスの策略で囚われの身となり、コモデゥウ
スは民衆が納得する方法で殺すため、闘技場での一騎打ちを持ち掛ける。卑怯な
ことにコモデゥスは一騎打ちの場に出る前に、マキシマスにナイフを突き立て傷
を与え、傷を甲冑で隠させた状態で出場させて戦う。傷の影響で苦戦するマキシ
マスであるが、乱戦の末、最後にはマキシマスがコモデゥスを倒し、家族の復讐
をはたし最後は自らも倒れ、亡くなってしまうというストーリです。
 先にも書いたように、私はラッセル・クロウの見た目や、映画の舞台が好みで
はないので、最初は期待せずに観ていただけですが、監督がリドリー・スコット
だからか、迫力満点(当然お金もかかっていそう)の映像で、ストーリーもわか
りやすく、だんだんラッセル・クロウがかっこよく見えてきて、最後には勧善懲
悪のすっきりとした結末(マキシマスは家族のもとへ行きたがっていた)で、気
分よく映画を観終わり、妻ともしばらくよくグラディエイターの話をしていたの
を覚えています。
 観ていらっしゃらない方には、グラディエイターをぜひ一度観ていただければ
と思うのに加えてもう一つ。あまり好きではないジャンルの映画にも挑戦してみ
ると、意外とよい映画にあたることもあるものだという体験談でした。皆様、普
段観ないようなジャンルの映画にトライしてみると、いいことがあるかもしれま
せんね。

以上

(文責: 夜久 正司 ダイヘン/CIGRE SCD2 事務局)


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