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その他海外に関する話題「シンガポールの動物園」

2017年10月3日

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┃ ■  ニュースレター No.71(下大迫様/SCD2国内分科会委員)
┃    (テーマ:その他海外に関する話題)
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こんにちは、古河電工(在:古河シンガポール)下大迫です。
この9月でシンガポールの駐在も2年になり、すっかり季節感のない常夏の生活に慣
れてしまったようで、この原稿を書きながら、日本の秋を思い出しております。
前回、一度は行くべき?かどうかはさておきシンガポール動物園(以下ZOO)のオオコ
ウモリについてお話ししたことを思い出します。
その後、もともと動物園の好きな我が家は、ZOO、リバーサファリ、バードパーク、ナ
イトサファリ共通の年間パスポートへアップグレードしました。ということで、動物
園シリーズの続報にお付き合いください。
その後もかわらず、ZOOの柵なしの巨大な鳥小屋内で観察できるオオコウモリvsワオ
キツネザル(フルーツを奪いあう)はお気に入りの場所ですが、最近お気に入りがふ
えました。
シンガポールZOOと並んで人気なのがナイトサファリ。夜の動物たちをトラムでみてま
われるツアーバスはいつも行列が出来ています。ただ個人的には期待感が高かったせ
いか、はじめてのナイトサファリいまひとつの印象でした。というのも、夜行性の動
物をトラムで楽に観ることができるのはよいのですが、どうしても遠目にみることに
なり、またじっくり観察できない印象でした。
ところが、先月2回目のナイトサファリ、今回は行列のトラム乗り場を素通りして、ナ
イトサファリ内を歩いてまわることにしました。そこで、あらたなお気に入りを発見!
まず、レオパード(ヒョウ)です。トラムでは遠目にみることになりますが、徒歩です
と間近で見るチャンスがあります。この日は、ガラス越しではありますが、その華麗な
姿をじっくりと観察できました。とても見頃なヒョウ柄で大きな体は迫力もありますが、
この日は飼育員さんが居合わせたせいかもしれませんが、仕草がネコのようで愛らしさ
を感じました。これは動物園共通ですが、飼育員さんを見つけたら要チェック、フィー
ディング・タイム(餌やり)の可能性があり、また、そうでなくても飼育員をみつけた
動物が近づいてくるかもしれません。またシングリッシュ(シンガポールなまりのイン
グリッシュ)で丁寧に説明してくれることもあります。
次はハイエナ。夜行性が多いそうで活発な動きをみることができ、今回ガラス越しコー
ナーにも来てくれて間近で対面。近くでみると想像より体が大きく、せり上がった肩と
顔つきから、テレビのサファリ番組でみるのとは大違い、その貫禄と怖いくらいの迫力
を感じ、ハイエナの印象がかわりました。
最後に、ムササビ。我々人間が巨大な鳥小屋に入ってダイレクトに観察できるようにな
っています。姿を見られるかな?と期待薄に入ると、5m程上の木の枝に居ました。想
像よりからだが大きくふっくらした感じで、あれで飛べるのかな、というのが第一印象。
鳥小屋内は、アジア、欧米系含む多くの観客が、じーっ、と目を見張る一体感のなか、
ムササビの彼?彼女?はじーっと前方を見つめること数分間、その後、突然手足を広げ
て向かいの枝へ飛びました! おーっ、と歓声(グローバルな一体感)。
短距離だったせいもありますが、美しく滑空、というよりは、どこかぎこちなく、そこ
が愛くるしい感じで、ファンになりました。
次回は、高感度なカメラを持参して動画に収めたい、ともくろんでおります。

                                  以 上
(文責:古河電気工業 下大迫/CIGRE SCD2 事務局)