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その他海外に関する話題「サンフランシスコの家賃高騰の厳しい現実の存在」

2017年10月18日

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┃ ■  ニュースレター No.72 山岡様/SCD2国内分科会委員)
┃    (テーマ:海外で学んだこと(サンフランシスコ編)              )
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私からは「サンフランシスコの家賃高騰の厳しい現実の存在」を紹介します(海外で現実の厳
しさを学んだこと)。

一説によるとサンフランシスコの家賃はニューヨークよりも高いらしいですね。
その昔,今よりも体重が20kg程度軽かった頃,短期間ではありましたが,サンフランシスコに
間借りをして滞在していました。

この滞在中に,
「サンフランシスコの家賃は高いんだろうな~」
「サンフランシスコで家を購入して維持していくのは大変なんだろうな~」
ということをヒシヒシと感じました。

私が滞在していたのは,日本でも家賃が高いと知られているシリコンバレーに近いエリアでは
なく,市内(ダウンタウン)からメトロで20分弱にある「サンセット地区(ゴールデンゲート
公園の北側)」というエリアでしたが,それでも相当なもののようでした。

実際,私が滞在している期間中は,一軒家(2LDK+倉庫)に
(1) 間借りによる滞在者:私を含めて2名/それぞれ個室
(2) 半地下のほぼ倉庫という空間を間借りしている夫婦が1組
(3) 家主
が生活しており,更に言えば,「家主は1Fのソファーがメインベッド」という状況でした。
サンフランシスコでは,家の一部(部屋・倉庫)を他人に貸すことで家を維持するというのは,
それほど特別なことではないみたいです。
また,ほぼ倉庫という空間に住むことも…当たり前のようでした。

適切な表現か分かりませんが,「持ち家維持のための家主を含むルームシェア」という印象で
した。

このような状況でしたので,私のサンフランシスコ滞在は,
「暖かなホストファミリーに囲まれたフレンドリーなホームステイ」ではなく,
「米国の現実をヒシヒシと感じる間借り」という状態であり,間借りの賃料は, 
「米国の現実を知る授業料」
として割り切って日々を過ごしていました。

こんな感じで記載をすると,「サンセット地区は殺伐とした雰囲気」として伝わってしまうか
もしれませんので,補足をしておきます。
サンセット地区は観光地ではありませんが,常識の範囲では治安も良く,海(Ocean Beach)
も近く,日本料理を含む大衆的な食事処,カフェや小洒落たお店も多くて,とても快適なエ
リアでした。(快適だから家賃が高いのですが…)

もし,サンフランシスコの市内に3~4日滞在する機会があれば,サンセット地区にも一度
は足を運んでみてください。
明るい雰囲気の小洒落た感じの普通のアメリカに出会えると思います。

皆さまにおかれましては,ここ数日の気温の変化で体調など崩さないよう,ご自愛ください。

今後ともよろしくお願いいたします。失礼いたします。

以 上

(文責:電源開発 山岡/CIGRE SCD2 事務局)