一度は行くべき海外都市

2019年2月20日

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 ニュースレター No.100 (土井様/SCD2国内分科会委員)   (テーマ:「一度は行くべき海外都市」)
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 皆様こんにちは、電力中央研究所の土井です。今回は、CIGREゆかりの地、パリへの訪問の際のお役立ち情報を書いてみようと思います。

 私は、2018年に二回目となるCIGREパリ大会へ参加することができ、久しぶりにパリへ訪れる機会に恵まれました。前回は、初めてのパリの訪問であり、それまで伝聞や写真でしか知ることが無かったパリの街を目の当たりにし、風格ある建物や、歴史的に貴重な建物を見て、すぐに好きになりました。もちろん、食べ物、ワイン、コーヒー、デザートと美味しいのは言うまでもありません。そんな前回の訪問もあり、二回目となるパリ訪問を楽しみにしていました。 
 
今回のパリ訪問は、スケジュールが少しタイトであり、なかなかパリの街並みを散策する時間が取れなかったのですが、帰国の日、飛行機の出発時間が20時でしたので、出発時間まで思い切ってジヴェルニー (Giverny) を訪れることにしました。フランスは著名な画家が集まっている国でありますが、パリから半日で行けるゆかりの地として、ゴッホが最後に住んだオーヴェル・シュル・オワーズと、モネが晩年過ごしたジヴェルニーが目に止まりました。どちらも行ってみたかったのですが、モネが気に入り住みたいと感じた場所がどのような所だったのか興味があり、今回はジヴェルニーを訪れることにしました。

 ジヴェルニーへは、パリから電車、ツアー、車と行き方がありますが、私は、電車で行くことにしました。電車での行き方では、パリ市内のサン・ラザール (Saint-Lazare) 駅からルーアン/ル・アーブル (Rouen/Le Havre) 行きの電車に乗り込み、ヴェルノン (Vernon) 駅で下車することになります。時間にするとおよそ45分です。本数は少ないので、事前にチェックすることを勧めます。ちなみに、このサン・ラザール駅は、1837年に開業したフランス初のターミナル駅だそうです。当時の最先端の建築素材だった鉄骨とガラスで作られた屋根が特徴的です。モネはこのサン・ラザール駅の絵を連作で残しています。当時の駅長は、モネが絵を描く時に協力して、蒸気機関車を予定外の場所に停車させ、構内を蒸気で充満させるために必要以上の石炭を燃やさせるなど粋な計らいをしたそうです。でも当時のモネは、まだ売れない無名の画家だったようです。

 ヴェルノンに到着すると、ジヴェルニー行きのバスがあります。私は、時間に余裕があったので、ヴェルノンから歩いてジヴェルニーへ向かうことにしました。ヴェルノンの街から、セーヌ川沿いに1時間ほど歩くことになりますが、車道とは別に散歩道が整備されていてセーヌ川岸を楽しみながら安全に歩くことができます。時間があり天気がよければオススメです。あと、ヴェルノンの街にはレンタサイクル屋さんもあるので、自転車で走るのも爽快だと思います。
 
ヴェルノンの街を5分ほど歩くとセーヌ川が見えてきますが、セーヌ川を渡る橋からモネが描いたヴェルノン教会や水車小屋が見え、モネの世界へ入っていきます。ヴェルノンの街自体も、モネの絵や花が綺麗に飾ってあり洗練された街で散策して楽しくなります。のんびりとしたセーヌ川岸の散歩道を歩いていると、ジヴェルニーの村が見えてきます。フランスらしい小さな田舎村です。パリから離れた郊外の村ですが、不動産屋さんの物件情報を見ると、一軒数億円の値段で売りに出されています。フランスの住宅事情はよく分からないのですが、決して安くない値段ですので、人気のエリアなのかも知れません。ジヴェルニーの村に入ると、5分ほどでモネの家に到着です。モネの家は、もちろん一番の人気の観光スポットですので、チケットを買うのにも大行列です。事前にモネの家のホームページでチケットを購入できるので、事前購入されることをオススメします。

 モネの家については、行ってのお楽しみにした方が良いと思いますので、モネの世界を堪能でき、行くだけの価値があった、とだけ書くに留めておきます。パリは見所満載の街ですが、パリ訪問の際の一つの参考情報になれば幸いです。

(文責:土井/一般財団法人電力中央研究所)