沖縄県宮古島の島人が好むローカルグルメ

2020年3月19日

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　ニュースレター No.119（荻田様／SCD2国内分科会委員）　　　（テーマ：「おすすめレストラン（国内外）」）
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みなさん、こんにちは。
東芝エネルギーシステムズ　荻田です。
今回は、沖縄県宮古島　伊良部のローカルグルメの紹介をしたいと思います。

私と宮古島の繋がりは、2009年まで遡ります。当時、宮古島は再生可能エネルギーの導入計画が非常に活発で、私は宮古島で発足した新エネルギープロジェクトに参画し、現在も継続対応中です。2009年にスタートしましたので、10年以上のお付き合いになり、飛行機にも数百回は搭乗しています。今回は、非常にお世話になった宮古島の方々から教えて頂いた情報を皆さんにも共有したいと思います。

宮古島は、東洋一とも言われるきらめく青い海、広がる青空とサトウキビ畑が一面に広がります。宮古島と伊良部（いらぶ）島との間には、2015年に伊良部大橋が開通し、以前よりも気軽に行き来ができるようになりました。宮古空港から伊良部島までは車で約15分～20分と便利なアクセスです。今回は、そんな伊良部島と宮古島で島の人たちに愛されているローカルグルメを紹介します。

まず、始めに宮古島に到着したら、島の中心街である平良（ひらら）の市場通りの食堂、じんく屋へ行きましょう。宮古そばやたくさんの定食メニューがあるじんく屋で、島の人たちから特に人気を集めるメニューは、「カツめし」（650円）です。運ばれてきたものは、その名の通り、ご飯の上にどどんとトンカツがのっている、とてもボリューミーなひと皿です。下のご飯はチャーハン、そしてソースカツ、さらには宮古そばも付いています。初めていただく組み合わせですが、香ばしいチャーハンと揚げたてさくさくのトンカツがマッチして非常においしいです（子供の感覚が呼び戻されます）　！　好きなものをいっぺんに食べられて得したような気分です。男性に人気かと思いきや、注文する女性も多いとのこと。実は、じんく屋さんは製麺所から始まった食堂で、現在も久松製麺所を家族で営んでいます。もちろん、こちらのおそばのメニューは自家製麺を使用してます。もちもちの平麺に、カツオと豚骨ベースのスープが絡んでほっこり優しいお味です。

さっそくお腹を満たしたところで、伊良部大橋を渡って伊良部島へ移動！全長約3.5キロメートル。その間ずっと、左右に広がるきれいな海を眺めながらなんとも爽快なドライブです。伊良部島に入ったら、中心街にあるHamburger＆Bar insula（インスラ）へ。insulaは6種類のハンバーガーが食べられるお店です。なかでも自慢の一品は、「バイカンチキンバーガー」（ポテト・ピクルスつき850円）。「バイカン」とは、伊良部島で水揚げが多く特産でもあるカツオを燻製させ、なまり節を作る製法「焙乾」のこと。その伝統製法で燻したチキンを、テリヤキソースで味付けしハンバーガーにしています。一口ほお張ると、燻製のスモーキーな風味がありながらもジューシーで、これまでには食べたことのないハンバーガーの味わい！　直火で燻すことによってチキンの旨みが凝縮するのだとか。ほかには、地元で獲れた新鮮なシイラを使った「マンビキバーガー(マンビキとは伊良部島の方言でシイラのこと)」や「テリタマバーガー」などもオススメで、ハンバーガーは全てテイクアウトもできます。

お次は、すぐご近所の「なかゆくい商店」へ。島の子どもたちから、「おじぃおばぁ」も通うこのお店は、天ぷらとかき氷のお店です。沖縄の天ぷらは本土のものとは少し違い、フリッターのような感じでおやつの定番です。なかゆくい商店では、伊良部島で獲れたカツオを使った天ぷらや、地元の野菜のかき揚げ、そして紅芋のサーターアンダギー「紅芋ぱんびん」などがいただけます。営むのは手登根（てどこん）さん親子。地域の行事などでお母さんの千鶴さんが作る天ぷらがおいしいと評判だったことがお店をオープンするきっかけだったそうです。揚げたてあつあつ。止まらなくなってしまう美味しさです。ドライブのお供にももってこいです。ローカルグルメ探しドライブのシメは、なかゆくい商店から車で5分ほどの住宅地のなかにある、「伊良部そば かめ」です。かめの伊良部そばには、スタンダードなおそばの具材である骨付き肉やかまぼこのほかに、地元で獲れたカツオのなまり節がトッピングされいます。カツオや豚骨でとった出汁と自家製のツルツルとした麺がするりといけてしまいます。なまり節がおそばにこんなに合うとは。他には、三枚肉そば、アーサそば、やぎそばなどもあります。

もう、これでお腹いっぱい。ごちそうさまの状態です！　宮古島、伊良部島を訪れたら、島の人たちに親しまれているローカルグルメをぜひ味わってみてください！

（文責：荻田／東芝エネルギーシステムズ株式会社）