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一度は行くべきおすすめレストラン(国内)

2020年5月12日

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 ニュースレター No.120(電力通信の未来を考えるD様/匿名)   (テーマ:「おすすめレストラン(国内外)」)
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 今、執筆時点で、コロナウィルスが世界的に大流行しています。様々なイベントが中止または延期になるなか、CIGRE Session 2020(パリ大会2020)も現地開催は中止となりました。長いCIGREの歴史の中で恐らく初めてのことだと思います。非常に残念です。コロナウィルスの影響で海外渡航がままらならい中、今回のニュースレターでは、東京にはなりますが、日本に居ながらパリが感じられるお店をいくつか紹介したいと思います。
 
 最初は、CIGREパリ大会の会場となっているPalais des Congrès de Parisの地下に併設されているショッピング街にもあるお店で、アンジェリーナ(Angelina)です。アンジェリーナは日本だと、日本橋、池袋にあります。アンジェリーナは、1903年創業のパリの老舗サロンで、フランスのデザイナーの社交場として有名なお店です。作家・マルセル・プルーストやココ・シャネルなどの著名人が訪れていたお店だそうです。本店は、高級ブランド店が軒を連ねるリヴォリ通りにあります。エレガントな内装のお店で、紅茶やスイーツを食べながら優雅な時間を過ごすことができます。アンジェリーナの人気メニューにモンブランがあります。マロンクリームと生クリーム、メレンゲのみですが、マロンが濃厚で上品な味が楽しめます。ホット・チョコレート「ショコラ・アフリカン」と合わせて食べると、パリの雰囲気を感じられるかも知れません。
 
 次に紹介したいのがパン屋の「Paul」です。私は、パリのモンパルナス駅のPaulでパンを買って食べたことがあったのですが、日本へ帰ってきて、全く同じPaulのお店を偶然見かけ、パリと一瞬繋がったような気がして感激したことがありました。黒を基調とした店構えと品揃えは、パリで見たものとほとんど一緒です。Paulは、1889年にフランス北部の街リールで誕生したそうです。日本に上陸したのが25年前で、当時からフランスと同じレシピで作ることにこだわっていて、本国と変わらないメニューを提供し続けているそうです。Paulの一番人気は、フランスから直輸入している生地を使ったクロワッサンです。ザクザクとした香ばしい表面とバター香るもっちりしたパン生地で、パリで食べたと味とまさしく同じ味です。Paulは、東京でも多数お店を展開していますが、中でも神楽坂店は、イートインコーナーがあり、アンティークの家具や照明など、伝統的なフランスのパン屋さんの内装をイメージして作られてあり、中にいるとパリにいる気分になれます。
 
 最後に紹介したいのが、東銀座駅から徒歩1,2分の所にある「パリのワイン食堂」です。外見は黄色い看板と赤い帯が印象的なファサードで、天候の良い日は道路側の窓が全開になり開放的なレストランになり、パリにあるレストランの雰囲気と同じです。このお店は、パリのお店が日本へ上陸したわけではないのですが、内装、料理、共にパリの雰囲気を十分醸し出しています。料理は、ビストロ料理が中心で、ブイヤベースやテリーヌ、鴨モモ肉のコンフィなど、いわゆるフランス料理の定番をボリュームたっぷり楽しめます。堅苦しいフランス料理店ではなく、友人と共にフランス料理やワインをカジュアルに楽しめるお店です。もちろん人気店なため、予約して行くか、ランチなら少し早めに開店前に行った方が良いです。
 
 いくつか、東京でもパリの雰囲気を楽しめるお店を紹介しましたが、コロナウィルスのためしばらくは、ガマンの日が続くと思います。コロナウィルスが早く収束して、また自由にお店に行ったり、近しい人と美味しい料理を食べたりできるといいですね。もちろん、またパリへ行けるといいですね。

文責:電力通信の未来を考えるD(匿名)