CIGREとは
組織構造
CIGREの運営組織
CIGRE会員数 団体会員(教育機関会員を含みます):1137 個人会員(若手会員827を含みます):6,360 (2012年末現在)
会員はCIGREの活動に特定機関の代表としてではなく個人ベ-スで参加します。2年毎の総会(パリ大会)においてCIGREの決算・予算が審議されます。総会は理事会メンバー を選出し、年会費を決定します。60人程度からなる理事会は、会長・財務担当役員・技術委員長を選出し、執行委員(12人)を指名します。CIGREの会長は理事会および 執行委員会の議長となります。執行委員会は理事会の諮問機関であり、CIGREのあり方に関して技術的および管理上の主要課題を調査し、理事会に将来の検討課題を提案します。 各SC委員長で構成される技術委員会は16のSC活動およびパリ大会グル-プ討議の効率的な運営を図ります。
本部組織等
CIGRE本部事務所は日常の管理業務を行います。本部事務所の責任者は事務総長で、理事会により任命されます。事務総長の業務は、定例業務、各国国内委員会および 国内委員会の無い国のメンバーとの連絡業務、SCとの連絡業務とSC活動に関する報告、他の国際組織との連絡業務、機関誌ELECTRAの発行と配布、理事会・執行委員会・ 技術委員会の準備と議事録の作成、パリ大会の運営(論文募集・大会報告の発行)、CIGREシンポジウムの運営と開催国との調整、広報活動等です。
本部事務所はCIGRE発祥の地であるフランスのパリに置かれています。所在地:21-rue d'Artois - 75008 Paris
国内委員会
CIGREの活動を世界的に進めるため、一定の条件を満たしているところでは国内委員会を設けています。ただし、CIGREの基本理念はナショナリズムが顔を出すことを強く 戒めており、国内委員会を持たない国の参加者でも平等に個人ベースで討議を行うという伝統があります。(国内委員会の内訳はCIGREホームページ National Committeesを参照)各国内委員会は全てのメンバーと本部との間にあり、会費納入、論文の選択と提出、 パリ大会登録の取りまとめやシンポジウムの情報連絡等、組織の運営に関わる一切の管理業務を行います。さらに、国内委員会は広報活動、リージョナルミーティングの組織化 も行います。SCの候補は国内委員会を通じて連絡され、これによって技術的な活動に参加ができます。
組織図
本部役員(2014年5月現在)
- 会長(President of CIGRE):FRÖHLICH Klaus(Switzerland)
- 技術委員長(Chairman of TC):WALDRON Mark Andrew(United Kingdom)
- 財務担当役員(Treasurer):BEVAN Richard(Australia)
- 事務局長(Secretary General):ADAM Philipe(France)