一度は行くべき海外動物園「シンガポールZOO」

2016年6月21日

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┃ ■　 ニュースレター No.51（下大迫様／SCD2国内分科会委員）
┃ 　　 （テーマ：一度は行くべき海外都市・おすすめレストラン（国内外）） 　　　　　　　　
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　古河電工（在、古河シンガポール）、下大迫です。

　昨年9月にシンガポール（星）に赴任し、常夏の暮らしも早9ヶ月になります。

　実は赴任を機に初来星、正直マーライオン程度の印象でのりこんだ次第です。こん
な私からお恥ずかしい限りですが、つまらぬトピックスをいくつかご紹介いたします。


　まずマーライオン、噂では「小さい、小さい」ときいていたので、実物の第一印象
は「大きくて立派じゃないか！」でした（実は人間大くらいを勝手にイメージしてい
ました）。

　先日、本社から同期の男が出張できて初来星とのこと。「ではマーライオンだね」、
アフター５、タクシーでマーライオンへ直行（シンガポールは物価が全般に高いです
が公共交通機関は安く、タクシーは東京より安くて渋滞もほぼ無く便利）。
　そうそうタクシーでは「マ・ライオン」と伝えるとスムーズです。弊社の英語ペラ
ペラ若手社員談ですが、「Please go toマー・ライオン」がどう発音を変えて言い直
しても通じずショックを受けていました。後日、ローカルスタッフに聞くと「マー、
」とのばした時点でNGのようです。「マ・ライオン」だとよいそうです。皆様、機会
がありましたらお試しください。
　さて同期のマ・ライオンの第一印象は「大きいやんか！（大阪出身）」との一声、
「でしょ」（私も共感）。
　さてマ・ライオンの周辺は、毎晩行われる、向かいのマリーナ・ベイ・サンズのレ
ーザー光線のショーをみるのにオススメの場所です。男二人で華麗なレーザーショー
を見たあと、ベイサイドを散歩しながらラッフルズ・ホテルのロビーを横目で通り過
ぎ徒歩１０分、Telok Ayer Marketというホーカーセンターで夕食にしました。
　ホーカーセンター（別名ホーカーズ）は、フードコートのようなもので廉価な飲食
店の屋台や店舗を集めた屋外複合施設（最近ではモール内など空調付きの快適なタイ
プもあり）でありシンガポールのいたるところに見られます。高層ビルやテーマパー
ク等都会的な印象のシンガポールにおいて、ホーカーズは老若男女のコミュニティー
スペースでもあり、文化を感じる光景のひとつではないかと思います。

　さて今回選んだ場所は高層ビルが立ち並ぶ谷間にリニューアルされたちょっとオシ
ャレ？なホーカーズで、何十もの東南アジア各国店舗が密集しておりＢ級グルメを気
軽にチョイスして楽しめます。ジョッキビールもあり東京のビアガーデンといった雰
囲気かな。今回は定番路線で、福建麺（ホッケンミー。豚肉やシーフード、ビーフン
入の焼きそば）キャロットケーキ（大根餅や漬物などが入ったオムレツ。ケーキでは
ありません）とジョッキビールでオジサンには十分でした。ホーカーメニューはリー
スナブルで、一品５SGD（４００円）以下程度で楽しめます。


　さてシンガポールといえばテーマパーク系も有名ですが、あえてベーシックなとこ
ろでシンガポールZOOの“我が家”の人気スポットをひとつ。
　シンガポールZOOといえば頭上を散歩するオランウータン等がメジャーですが、我
が家の話題はオオコウモリです。
　ZOO内のフラジャイル・フォレストという熱帯雨林を再現した施設にはいると、ワ
オキツネザルが、ウッドデッキの上まで案内するように先導しました（これホント）。
　デッキにあがると目の前には（檻や柵はなし）、全長４０ｃｍくらいはありそうな
（羽をひろげると１．４ｍほどらしい）オオコウモリが大きな鉤爪で逆さまにブラリ。
赤い目に光沢ブラックなマントでくるりとまとったクールな印象、と思いきや、しば
らくフルーツを食べる仕草をみていると愛嬌を感じてきます。しばらくすると片方の
腕で薄いマントを不器用にパタパタ仰ぎだした。「やはりお前も暑いんだね」。
　さてここで問題です。ずーと逆さまにぶら下がっているオオコウモリはどうやって
用（小）を足すでしょうか？　彼らは年中美味しい南国フルーツを頂いているようで、
しばらく観察していると答えがわかります。

　一度は行くべき海外動物園？、シンガポールZOOでご確認いただければと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上


（文責：古河電工　下大迫　和隆/CIGRE SCD2 事務局）