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世界の不思議な話「世界のトイレ」

2017年11月1日

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┃ ■  ニュースレター No.73 関様/SCD2国内分科会委員)
┃    (テーマ:「世界の不思議な話」(New))
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皆さん お疲れ様です
これまで、私が海外の各国を訪問した際に、どうしても避けることのできない生理現
象「排泄」=「トイレ」について、日本の常識では通用しない出来事をお話しますの
で、今後、みなさんが海外訪問時にお役に立てていただければと思います。(※食事
中の方は、読み進めるのはお控えください)

まずは“有料”日本では、駅や街中のほとんどの公衆トイレ(一部を除き)は、無料
で気軽に利用できますが、欧州の公衆トイレでは、入り口にコイン式ゲート、もしく
は、お金を支払う受付などがあり、利用料(日本円にして50円程度くらい)を払って
から入場することになります。したがって、急に生理現象を催し、手元に高額紙幣し
かないとなかなか入場できずに慌てます。特に無人のコイン式ゲートは、紙幣など使
えるわけがないので、各国に到着した際は、まずは何か(水など)を買って、早めに
1ユーロコインなどの少額硬貨を準備しておくことをお勧めします。(私も先日フラ
ンクフルト駅に行った際、手元にコイン(硬貨)がなくて、現地ガイドさんから借り
ました。)もしくは、空港、ホテルなどの無料でトイレを使用できるところを見つけ
た場合は、なるべく済ませておくことです。どうしても街中で困ったときは、「MacD
onald」を探すのがお勧めです!

次に“便座なし”これに直面した際は、どのような体勢で使用していいのか悩みます。
欧州では、結構な確率でこのような状態のトイレに遭遇します。冷たい便器に座るわ
けではないと思われるので、たぶん中腰で足をプルプルしながら、用を足すのでしょ
うか?実際、欧州で見かけるこのようなもののほとんどが便座を盗まれているようで
すが、、、自実か否か

あと“トイレットペーパーは流すな”という記述。トイレットペーパーは、使用後、
備え付けのごみ箱へと注意書きがあります。下水処理が発達していないのと、トイレ
ットペーパーが固く、水溶性ではないので、一緒に流すと詰まる原因になるからだと
思われます。
実際によく詰まっていて流れないトイレを見かけます。
したがって、使用後の紙がごみ箱に入れられてたまっているので、結構、臭います。
改めて、日本のトイレットペーパーが、柔らくて、水溶性であり、神(紙)様のよう
な存在と思えます。

変わり種といえば、欧州ではよく見かける便座が2個並んでいるように見えるもの。
どちらが便器なのかわからず迷いますが、実際は、便座がないひとつが「ビデ」とい
い、ウォシュレットのように、下半身を洗う洗面器のようなものらしいですが、なか
なかどうやって使っていいのかわからないので、私は、使用したことがありません。

次に、CIGREモスクワ会議でロシアを訪問した際に見かけて思わず写真におさめてし
まった“バストイレ”を紹介します。“バストイレ”と言っても、浴槽とトイレのこ
とではなく、外見は街中を走っている路線バスそのままに、行先表示に「WC」と表示
して、観光地の駐車場や路上などに駐車してあるバスを利用した公衆トイレです。
これが画期的なのは、前方の入口ドアから入ると、通常バス料金を支払う料金箱をそ
のまま、トイレ利用料を入れる料金箱としてあり、車内を6個程度の個室に改造して、
使用後は、後方ドアから出ていくようになっていることです。また、運転席やエンジ
ン、タイヤもそのまま使用可能な状態で、どこへでも移動可能なトイレとなっている
ので、特に観光地などの人の集まるところに移動して、そのまま駐車場の片隅に停車
して使われているようです。

最後に、“オープンなトイレ”これは、究極の中国のトイレのことです。さすがに、
最近では、街中では減ってきて見かけないようですが、郊外の観光地などでは、まだ
まだ、現役で存在しているので、お気をつけを、、、何故なら、トイレに仕切り壁や
扉がなく、お隣の人と仲良くお尻を並べて使用するため、見ているだけでも恥ずかし
くて使用をためらいます。特に女性は勇気がいる行為と思われ、何のためらいもなく
使用している中国の方には恐れ入ります。
みなさんも一度経験してみてはいかがでしょうか?

改めて、日本のトイレの清潔感、ウォシュレット付き、肌に優しいトイレットペーパ
ーなど、どこでも気軽に利用できることはすばらしいなと実感し、日本のトイレが、
世界一のトイレと自負したいなと思います。



                                  以 上
(文責:ニシム電子工業 関/CIGRE SCD2 事務局)