海外お役立ち情報「シンガポールのサイクリングコース」

2018年11月20日

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 ニュースレター No.95 (下大迫様/SCD2国内分科会委員)   (テーマ:「海外お役立ち情報」)
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 こんにちは。古河電工(在、古河電工シンガポール)の下大迫と申します。シンガポール駐在も3年が過ぎました。最近、運動不足解消も兼ねてサイクリングをはじめまして、お気に入りコースからその雑記になります。

 サイクリングといっても、ガンガン走るロードレーサーではなく(シンガポール人、欧米人など多く見かけますが)、私の場合は、ミニベロ(タイヤ20インチ小径車)でのポタンリング(散歩程度に軽く走る)です。ママチャリ(若しくはパパチャリ)感覚でスーパーへ買い物も行きます。

お気に入りコースはシンガポール・リバーサイドのよく整備された、お散歩&サイクリングコースです。それでは、ポタリングにでかけましょう。

 私の住処であるコンドミニアム(日本で言うところのマンション)を出発、交差点を渡ると(ウェークデイは、そこから2階建てバスで通勤)すぐにシンガポール川沿いのサイクリングコースへ合流、上流、川幅10m程度、川沿いをゆっくりと下ります。ジョギングやサイクリング、大小様々りっぱな愛犬と散歩している欧米人、シンガポール人等とすれ違います。なお最近では電動のスクーターが急増、すれ違うとちょっと怖いときもあります。

 15分ほどゆっくりとペダルを回しながら下流へ、私のお気に入りの地元民向けリバーサイドのホーカー(フードコート)に到着、ホーカーは、例えるならば屋台村のようなイメージでしょうか、シンガポールでは朝昼晩いつも賑わっており住民にとっては欠かせないもの、このスタイルはシンガポールを象徴する一つの文化といえるでしょう。概ね10軒程度の小さな各種飲食店が並び、チキンライスなら3ドル(現在のレートで250円程度)程度で食事ができ、ときどき利用します。

 さらに下流へとゆくと徐々に川幅も広がり、欧米系レストランがズラリとならぶロバートソンキーエリアへ、リバーサイドレストラン席で欧米系駐在員らしきファミリーやカップルの会話がはずんでいるようです。ちなみにホーカー比で予算は桁が1つあがります。雰囲気だけ味わってゆっくりと素通り、観光スポットでもあるクラークキーエリアへ、観光客が増えますので自転車を押してしばし歩きます。
 このあたりは19世紀以降、貿易の拠点として発展したシンガポールの礎となった場所だそうで当時の倉庫街のなごりものこっていてか河口付近のマーライオンエリアともちょっと違う雰囲気を味わえます。またシンガポール系シーフードを始め各種レストランやバーが立ち並び夜も賑やかです。リバークルーズの発着所もありマーライオンパークまで、クルーズもおすすめです(暑さの和らぐ夕方がベター)。

 そして暑い日はリード橋の袂、アイスサンドで休憩。アイスサンドは、シンガポールの名物ともいわれ、移動販売(屋台付きバイク)で、10種ほどのアイスから選択すると、おじさんがその場で包丁?で切ってカラフルな食パンに挟んでくれます。「ビスケット、プリーズ」と指定すればパンでなくウェハーで挟んでくれます。1.2~1.5ドル(百円ちょっと)という手軽さも嬉しいです(このアイスサンド移動販売はオーチャードやベイサンズエリアにも見かけます)。私の場合、とても暑い日は、後味スッキリ、チョコミント、少しだけ暑い日は小豆(レッドビーン)が定番。なお、これはチャレンジですがドリアンフレーバーというものもあります。ただし、ドリアンを食べたことがない方でしたら先に本物のドリアンを試してからが無難でしょう(突然、あのフレーバは戸惑いそうです)。

 ドリアンのシンガポールでのシーズンは6月中旬頃~8月頃、ホーカーや市場にドリアン野外販売が立ち並びます。駐在前、食べたことがなく正直あやしいベールに包まれたイメージだったのですが、最初の食感、インパクトは忘れられないものです。日本の食材で例えることが難しいのですが、“最上級カスタードクリームの味”といわれることもり、フルーツというよりはスイーツといった感じでしょうか。皆様もし東南アジアで機会がございましたら、メジャーなブランド“猫山王”がおすすめです。私は野外露店にて数名でシェアしていただきました。なおシンガポールではドリアンの電車、バスへの持ち込みは禁止されており、またホテルへの持ち込みもその強烈な匂いからNGの場合もありますのでご注意ください(私は残りを家に持ち帰り、閉空間でのその効果を実感済みです)。

 さて、自転車は、川沿いのジャンボ・シーフードレストラン(チリクラブで有名)の前を通り抜け、ラッフルズ・プレイス前を抜けるとマーライオンパーク、ここがポタリングのゴールです。
 ここまで来ると、とても大勢の観光客、自転車を降りて押しながら人混みの中をしばし歩きます。そしていつものように「マーラインオン、そんなに小さくないよな~」とつぶやき、マリーナ・ベイ・サンズ(最上階に舟型プール付き)を背にし、ふたたびシンガポール・リバーサイドへ、足早にペダルを踏み帰途につくのでした。

(文責: 下大迫/古河電気工業株式会社)